おすすめ度
朝倉あきの魅力がぐぐっと詰まった作品!ラストの笑顔は映画屈指!
おすすめ度:★★★☆☆【3点】
あらすじ
3年前に中学校の音楽教師を辞めた27歳の滝本初海は、現在は近所のそば屋でアルバイトをしながら暮らしている。そんなある日、彼女のもとに1通の手紙が舞い込む。それは3年前の春に亡くなった恋人が彼女に向けて書き遺したものだった。この手紙をきっかけに、初海の変わらない日常が再び動きはじめる。
引用元:映画.com
感想
朝倉あきの健康的な身体ながら凛とした佇まいや綺麗な言葉遣いに心底惚れてしまう映画です。
一時期休業に入って心配しましたが改めて良い女優さんということを再確認!もっともっと活躍して欲しい!
物語は国立を舞台に地に足が付いた非常に淡々とした日常ですが、それがホント心地よい。三浦貴大が演じる手ぬぐい職人も素朴で非常に素晴らしい。基本三浦貴大が出てる作品はハズレがないと思います。
タイトルの意味は、彼氏を亡くした3年前の4月から夢の中のように時間が止まってしまってるからですが、正直なぜそこまでと思わせておいて終盤ある秘密が明かされます。これは普通にあることなのですが、それまで見せている主人公の人としての良さがその秘密の辛さを伺わせ、観てる側も胸が突き刺さる思いがします。
主人公は元教師の役なので言葉遣いが綺麗で聞きやすい。大人のやりとりの会話は日常生活でも非常にタメになります。
またラジオを聞くという設定もラジオ好きからしたらたまらない設定。そしてそれが生かされるラスト!合わせて映画屈指の笑顔で幕が閉じるところ素晴らしすぎる!
たまには落ち着いた映画も良いもんだと思いました。
データ
製作年:2017年
上映時間:93分
監督:中川龍太郎
キャスト:朝倉あき/三浦貴大/川崎ゆり子/高橋由美子/青柳文子/森次晃嗣/志賀廣太郎/高橋惠子
リンク
予告
心に残ったロケ地
メインビジュアルや冒頭など、鮮やかな桜並木
埼玉県北本市「城ヶ谷堤」