
おすすめ度
ゴジラ愛をすごく感じる作品ながら致命的な酷さを誇る脚本。
おすすめ度:★★☆☆☆【2点】
あらすじ
前作から5年後の世界を舞台に、モスラ、ラドン、キングギドラなど続々と復活する神話時代の怪獣たちとゴジラが、世界の覇権をかけて戦いを繰り広げる。また、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようと、未確認生物特務機関「モナーク」に属する人々が奮闘する姿を描く。
引用元:映画.com
感想
ワーナーが制作するモンスターバース3作目。
全部で8体ほどの巨大怪獣が登場するが、メインはゴジラ・ラドン・モスラ・キングギドラの4体でほぼ「三大怪獣 地球最大の決戦」になってます。
モンスターバースシリーズ新しく登場したラドン・モスラ・キングギドラは非常に魅力的に描かれてて、特にキングギドラは最凶のラスボスではあるものの3つの首がそれぞれ個性を持っていて中央の首が左の首を変なの食ってるんじゃないと注意したりとなかなか芸が細い。

概ね怪獣の描き方やバトルはゴジラ愛を感じれて良かったと思う。勝手ながら日本人として誇らしい。あとゴジラ数回の登場シーンではゴジラのテーマがかかったりして、安くっぽくなるかと迷う演出ではあるが自分は非常にテンション上がる演出で良かった。

ただ脚本が酷かった。
なぜ巨大怪獣が数体動き出したのか、キングギドラは何者なのか、という話は良かったのだがそれ以外は酷い!
お約束のようにセキュリティが甘かったり、重要なアイテムが簡単に置いてあったり、1つでもすごい秘密基地が世界に数十あったりと壮大ゆえに話が軽い。一番おかしいと思ったのが終盤眠っていたゴジラを起こす場面。
死んだかと思われたゴジラは核がたんまりある場所を寝床としておりそこで休んでいた。しかし事態急を要しは一刻も早くキングギドラを倒してもらいたい。そこでいつまで寝ているかわからないゴジラにとった手段は爆破起こし!
早朝バズーカー並の荒々しさ!そしてなぜだか手動で爆破しないといけなくて世界の渡辺謙が演じる芹沢博士が自ら志願します。感動の場面と思いきや以外にもあっさりとみんなが認め小さい潜水艦でゴジラに近づく悲しい芹沢博士。

芹沢博士がゴジラ触れるほど近づくのですがその時に目を疑う演出が!なんとゴジラが目を開き芹沢博士と見つめ合います!いや起きてんじゃん!!!しかしすでにタイマーが作動しており大爆破!んっ???手動って言ってたけどタイマー?じゃあ1分じゃなくて元々10分とかだったら芹沢博士逃げれたんじゃない??
しかもゴジラ死ぬんじゃないかというほどの尋常じゃない大爆破!寝床は昔の神殿のようで歴史的重要性を言っておきながらすべてを破壊する大爆破!なんでここまでの大爆破で起こそうとする!
ゴジラ助けて→睡眠中だけど無理やり起こすね→近づいたら起きてるの確認できたけど爆破するね→大事な寝床も跡形もなくなるほどの爆破だけどこれくらい大丈夫だよねゴジラ。映画史上なかなか見れないお粗末な展開でした!
無事何事もなかったように起きたゴジラはいざキングギドラの元へ!

最後真っ赤になったゴジラがキングギドラを撃破!ラドンなど数体出現してた怪獣がゴジラの周りに集まり、ゴジラを怪獣王と認めひざまずいて映画は終了。

この怪獣バトルと並行して主人公家族がいろいろと動いてるのですが、それも終始余計だったしご都合的で冷めてしまいました。
怪獣たちの大バトルはしっかり描けてたがお話がずさんすぎて悲しい作品に。どう考えても芹沢博士が死ぬ必要なかった。。ホント残念だ。
次作は「Godzilla vs. Kong」。
ゴジラとキングコングを組み合わせために始まった展開もいよいよ最後を迎えます。なんだかんだで期待しちゃうんだろな。
データ
原題:Godzilla: King of the Monsters
製作年:2019年
上映時間:132分
監督:マイケル・ドハティ
キャスト:カイル・チャンドラー/ベラ・ファーミガ/ミリー・ボビー・ブラウン/ブラッドリー・ウィットフォード/サリー・ホーキンス/チャールズ・ダンス/トーマス・ミドルディッチ/渡辺謙/チャン・ツィイー
リンク
予告
心に残ったロケ地
ゴジラとキングギドラ最終決戦となる野球場
アメリカ ボストンレッドソックス本拠地 フェンウェイ・パーク