
おすすめ度
期待値は高かっただけに残念
おすすめ度:★★☆☆☆【2点】
あらすじ
カメだけが友達の内気な女子大生・亀田美羽、大人気タレント家族の娘である恋愛体質の兎草早織、父と2人で復讐代行業を営む戌井小柚。ウサギとカメ、イヌの名前を持つ3人は、有名童話さながらの奇想天外な騙し合いを繰り広げるが……。
引用元:映画.com
感想
話題作「カメラを止めるな!」の上田慎一郎が3人共同監督の1人として制作した作品。制作スタッフも「カメ止め」のスタッフが集まったということで期待してしまう。
予告も騙さえるな!と煽り、「カメ止め」のような驚きを再びと思うとますます期待せずにはいられなかった。

が結局超えられなかった。
予告の騙されるな!が無ければ、前半と後半ガラリと変わるそれなりの作品だったと思う。しかしこちらとしてはそういうのは織り込み済みで観てるわけで後半ガラリと変わってもさほど驚かず、まだなにかあると期待したまま終わってしまった。。
残念でガッカリ。
監督3人で責任を分け、上映時間も短編集に近い87分。と、この時点で気持ち半分で観なければ行けない作品でした。。
上田監督以外で期待してた部分としては井桁弘恵。
「仮面ライダーゼロワン」でのパンツルックがハマってて、こんなにパンツルックがハマってるのは「藁の楯」の松嶋菜々子以来!(イゲタって名前もすごい!)

そんな井桁弘恵だが今作品ではあんまりでした。役柄的に仕方ないのですがゼロワンのクールビューティーとは真逆でお嬢様キャラ。もっとスタイルの良さが出てたら良かったのになと思いました。

主人公側がなぜか銃の扱いが慣れてたのにも違和感があったし、この映画内では人は死なないという空気が流れてる中で1人死んでしまうのはすごく後味が悪かったです。
最初の煽り問題に戻りますが、その空気があったので総じて「死んだ」という事もひっくり変えるのではないかと期待してしまいます。
「カメラを止めるな!」の最後は人間の大事な部分を感じただけに、非常にガッカリでした。

しかし、亀、兎、犬にキャラを分けた理由が最後までわからなかった。もしかしたら重大な何かを見落としてたのかもしれない。。
データ
製作年:2019年
上映時間:87分
監督:浅沼直也/上田慎一郎/中泉裕矢
キャスト:石川瑠華/井桁弘恵/紅甘/斉藤陽一郎/藤田健彦/高橋雄祐/桐生コウジ/川瀬陽太/渡辺真起子/佐伯日菜子