おすすめ度
娯楽作品テイストはわかるが気分は悪い
おすすめ度:★★☆☆☆【2点】
あらすじ
元特殊部隊員の傭兵クイン・マッケナは、メキシコのジャングルに墜落した宇宙船と、その船に乗っていたプレデターを目撃。プレデターの存在を隠匿しようとする政府に拘束されてしまう。クインは、墜落現場から持ち帰っていたプレデターのマスクと装置を自宅に送り届けていたが、クインの息子で天才的な頭脳をもつ少年ローリーが装置を起動させてしまう。装置から発せられるシグナルによってプレデターがローリーのもとに現れ、さらにそのプレデターを追い、遺伝子レベルでアップグレードした究極のプレデターまでもが姿を現す。
引用元:映画.com
感想
アーノルド・シュワルツェネッガーが出演した1作目のイメージが未だに大きい自分ですが、久しぶりプレデターシリーズ観てみました。
ただすぐにうんざりすることに。
とにかく主人公たち以外の死が軽すぎる。名もない端役はプレデターに一瞬で木っ端微塵にされるのに主人公たちはナゼか善戦。一応軍人ではあるもののさっき死んだ人間と主人公側に明確な違いがなく、ただただプレデターの命中率が主人公たちのみ悪すぎる。
そして一番うんざりしたのは軍人でもない進化生物学者がただ邪魔な人たちをあっさりと殺してしまったこと。お前も人殺すんかい!いやそれ以前に人殺す怖さとか微塵もないのかい!たしかに主人公たちを消しに来てたかもしれないがあっけなく殺していくことにゲンナリしてしまう。この段階で主人公側に全く感情いきません。
そもそも主人公演じるボイド・ホルブルックに漂うB級感にイライラします。
終盤アホみたいに人間VS人間の無駄な争いのなか、プレデターの翻訳交渉で協力しあう急展開に。その数秒までの争いで死んだ人が報われない。。
人間側悪玉もあまりにもあっさりというか一瞬で消えてしまい、前後の話を考えてもナゼそこで死んだだろと脚本のいい加減さが極まってきます。
中盤から明らかになるプレデターの意志。おおと思わせておいて、いや待て研究所で相当人殺したぞ。なぜそういう展開になる?と大混乱。今後のシリーズに影響しそうでもっと丁寧にできなかったのか。
たまに入るシュールなギャグもどうだろか。死を弄んでるとしか思えん。
ラストまで主人公に全く感情移入ができず英雄扱いの主人公に辟易。そして最後の一幕に決め台詞を言うものの「お前は絶対着るな」と思ってしまいました。
あと残念なのは「ワンダー 君は太陽」同様障害がありつつも高度な知性を持つ子供で出演してた天才子役ジェイコブ・トレンブレイ。こんな映画出ちゃダメでしょ。非常にハマっておりこの映画唯一の良心と思いたかったがやはりこのキャラあんなことしちゃうなんて。。うーんホント残念。
データ
原題:The Predator
製作年:107分
上映時間:2018年
監督:シェーン・ブラック
キャスト:ボイド・ホルブルック/トレバンテ・ローズ/ジェイコブ・トレンブレイ/キーガン=マイケル・キー/オリビア・マン/スターリング・K・ブラウン/トーマス・ジェーン/アルフィー・アレン/アウグスト・アギレラ/ジェイク・ビューシイ/イボンヌ・ストラホフスキー/ブライアン・プリンス
リンク
予告
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