おすすめ度
福山主演ながらオフレコ大失敗を筆頭に低クオリティ連発！
おすすめ度：★★☆☆☆【2点】
あらすじ
製薬会社の顧問弁護士をつとめる男ドゥ・チウは、パーティの翌朝、社長秘書・希子の死体の横で目を覚ます。現場の状況証拠はドゥ・チウが犯人だと示しており、罠にはめられたと気付いた彼は逃亡を図る。独自の捜査でドゥ・チウを追う敏腕刑事・矢村は、ドゥ・チウに近づけば近づくほど事件に違和感を抱くように。やがてドゥ・チウを捕らえた矢村はドゥ・チウの無実を確信し、警察に引き渡さずともに事件の真相を追うことを決意する。
引用元：映画.com
感想
序盤の料亭シーンで思いました。あっこれヤバイなと。。
映画公開時、福山雅治とジョン・ウーがタッグを組んだ大作と捉えていたらあんま宣伝もなくどうしたんだろ思ってました。そして今回見てわかりました香港映画だったのね。。チャン・ハンユーとのW主演なのもあって控えめだったのも納得。
しかしだからといってこの福山主演でこのクオリティ低さは頂けない。いやその前に巨匠ジョン・ウー作品でしょ。ジョン・ウーってこんな酷かったけ？？
まず酷い点！声と口が合ってない！！
海外作品で吹き替えを考えてたのかアフレコになってると推測されるのですが、日本の役者が日本語喋ってるのに口が合ってないという目眩が起きそうな事が起きます。なぜ合わせようとしないのか！もうこれだけでこの映画の作り込み度はわかります。酷い！
結局最後までこの違和感が尾を引っ張り何が起きても気持ちが乗れません。それが無くても絵面優先で話の流れも悪くイライラするのに。。
あと美男美女が脇を固める中1人違和感を感じる女性がいます。ヒットマンなのに重たそうな身体で正直美人とは言えない女優、実はジョン・ウーの娘さんでした。。ズコ！明らかにコネが発生！ジョン・ウー監督は娘さん撮れただけで満足しちゃったのかな。
たしかに白い鳩やエモいスローモーションなどジョン・ウーお約束シーンはあります。白い鳩同様代名詞の2丁拳銃はW主演二人で2丁にさせる粋な演出。それを含めた銃撃戦はさすがという感じで盛り上がります。しかしやっぱりトロかったり要所要所ツメが甘かったりと乗り切れない。
良かった点はある意味貴重な福山の変な演技が見れたことと桜庭ななみがキレイだったこと。あと大阪が舞台でそれなりに大掛かりロケがあったのは良かったのではないでしょうか。ただいきなり絶対大阪じゃないだろって場所に飛んだりしますが。
久しぶりクソゲーをプレイした怒りと似たものを感じました。
データ
原題：追捕 Manhunt
製作年：2018年
上映時間：110分
監督：ジョン・ウー
キャスト：チャン・ハンユー／福山雅治／チー・ウェイ／ハ・ジウォン／國村隼／池内博之／桜庭ななみ／竹中直人／倉田保昭／アンジェルス・ウー
