https://eiga.com/movie/89829/gallery/
おすすめ度
映画化に対してどこまで真剣に考えたんだろうか。
おすすめ度：★★☆☆☆【2点】
あらすじ
人間社会に紛れ込み、食物連鎖の頂点とされる人間を食らう種族「喰種（グール）」が潜む東京。あることをきっかけに半喰種になってしまった大学生のカネキは、人間と喰種の狭間で葛藤しながらも、喰種たちの駆け込み寺でもある喫茶店「あんていく」に身を寄せ、トーカらとともに生活をしている。そんな中、「美食家（グルメ）」と呼ばれる喰種・月山が「あんていく」にやってくる。半喰種というカネキの特殊なにおいに目をつけた月山は、カネキを「グールレストラン」へと招き入れる。
引用元：映画.com
感想
前作はまあまあ次第点。次が楽しみでもあったがヒロイン問題があり次作への勢いが削がれた中、ある意味仕切り直しとなった作品。
しかしそれが月山習をメインに置いた話だけってのが酷い。漫画全体を考えたらこんなボリュームで1作使ってたらトータル何作になるんだろうか。
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前作より予算がないのはどうみても明らか。苦渋の中の試行錯誤も感じられ、ならば月山習の変態性を徹底的に出そうという選択は悪くないのだが圧倒的なボリューム不足。
せめて前半月山習、後半にその先に出てくる人気キャラ鈴屋什造を登場させていたら全く違ったのではないか。
主人公側グールと対をなすCCGは数秒の出演と作品愛を全く感じられず。そしてそれは悪手と思われる最後に待っている宗太の正体。次作を匂わせるための早回し展開で期待より萎える。
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1点光る部分があるとすれば、月山習を演じた松田翔太の怪演ぶり！主役を食うとはこの事。松田翔太は良いですね！もっともっと映画で観てみたい！
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作品全体に仕方なく作ったという空気が充満し、そしてそれを観た側も面白いと思うわけもなく、総じて何のため作られたのかわからない作品となってしまいました。
データ
製作年：2019年
上映時間：97分
監督：川崎拓也／平牧和彦
キャスト：窪田正孝／山本舞香／鈴木伸之／小笠原海／白石隼也／木竜麻生／森七菜／桜田ひより／村井國夫／知英／マギー／坂東巳之助／松田翔太／新田真剣佑
