
おすすめ度
3月だけで展開していくとは考えました。
おすすめ度:★★★☆☆【3点】
あらすじ
1986年3月1日、運命的な出会いを果たした弥生と太郎は、互いに惹かれ合いながらも、親友であるサクラを病気で亡くしたことから思いを伝えることができずにいた。2人は、それぞれ結婚し、家庭を持ち、別々の人生を歩んでいった。しかし、離婚や災害、配偶者の死など、厳しい現実を前に子どもの頃から抱いていた夢の数々はもろくも絶たれてしまう。人生のどん底を味わう中、30年の時を超えて、今は亡き友人サクラからのメッセージが届く。
引用元:映画.com
感想
高校生から中年までの30年間を3月のみで構成していく恋愛映画。これが非常に斬新。
3月1日から始まり、日巡りカレンダーのような演出で1年後もしく数年後の3月に場面に切替わっていきます。最終的には桜が咲くというのもお見事。30年という長い年月ですがテンポよく見れたのも良かった。
愛し合う二人を波瑠と成田凌が熱演。目力がある波瑠は気の強い女性役が完璧にハマっており、成田凌はイケメンながらも田舎臭さが出てしまう役が似合ってるなと思っていたので今作も良い感じでした。

どちらも高校生から白髪が目立つ歳まで違和感なく演じたのもすごい!
杉咲花が演じた高校生ながら不手際でエイズにかかり、余命いくばくの女子高生。この子が二人を出会わせ、そして悲しくもその子の存在により正直な気持ちになれないまま違う道に歩き始め、30年後にやっと結ばれるのも彼女のおかげでした。

舞台が仙台ということで、震災も大きく関わってきます。
とはいえ30年愛を劇的にしたかったのか、波瑠が演じた弥生の人生があまりにも惨め。きれいな弥生が笑顔が無いまま老けていくのは観てて辛かった。
なので太郎のできちゃった婚とか、かなりムカついてきますね。
関係ないけど太郎はサッカーがうまいことがあり、直接名前は出ないもののベガルタ仙台がちょいちょい出てくるのはJリーグ好きとしては嬉しかった。
高田馬場での書店での再開はかなり美しかった。すれ違ってしまうのかーと思わせておいての。。なかなかの展開で映画屈指の名場面。ただこのシーンは映画のみにして予告編には入れてほしくなかったな。。
最終的に1年目の出会いと30年目に出会う場面が対になっており、ここでの疾走がしっかり年齢を感じさせるもの素晴らしかった。ラストは一緒に歌いたくなります。

太郎の息子で、弥生に憧れ先生になった役をいま勢いがある岡田健史が演じたのも良かった。この息子が二人を強く引き寄せたのは言うまでもありません。

正直タイトルから二人が結ばれることはわかっているので、ドキドキハラハラや大きい展開はありません。その分嫌味なく丁寧さが光った映画でしたね。テンポも良かったのでサッと見れる恋愛映画だと思います。
データ
製作年:2020年
上映時間:110分
監督:遊川和彦
キャスト:波瑠/成田凌/杉咲花/岡田健史/小澤征悦/岡本玲/夙川アトム/奥貫薫/橋爪淳/矢島健一/黒木瞳
リンク
予告
心に残ったロケ地
おとなになった息子とパスする場面
みやぎ生協めぐみ野サッカー場
宮城県宮城郡利府町森郷内ノ目南119−1