おすすめ度
テンポの良いアクションとコメディ。しかしどうしても気になる小さくなったビルの中。
おすすめ度:★★★☆☆【3点】
あらすじ
元泥棒でバツイチのヒーロー、アントマンことスコット・ラングは、2年前にアベンジャーズの戦いに参加したことがきっかけで、いまはFBIの監視下に置かれ、自宅軟禁の日々を送っていた。あと3日でFBIの監視から解放されるという日、スコットの前に、アントマンのスーツの開発者であるハンク・ピム博士と、博士の娘のホープ・ヴァン・ダインが現れ、2人が極秘に進めていたある計画に協力するよう要請される。そんな彼らの前に、ピム博士の研究技術を狙い、壁をすり抜ける謎の敵ゴーストが現れ……。
引用元:映画.com
感想
1作目を見逃したまま、続編の今作を観ました。一応間にあるシビルウォーは観てます。
だからなのかその伸縮自在技術をすんなり受け入れられず、あまりにも便利すぎてなんでもありだなと少し辟易。
スーツはまあわかります。100歩譲って車もわかるしクッキー缶にある揃えたミニカーが大きくなる感じは夢がある。しかしビルはどうなんだ?便利すぎるだろ!しかもビル争奪戦が始まって投げあってるじゃないか!室内どうなってるんだ!ラボになっててストーリー上重要な機材が揃ってるのになんで気にしないだ!
当然何事もないラボ。だったら投げ合うシーンはやめるか、投げあったらラボを心配するシーンを入れてほしかった。非常にせせこましく申し訳ないけどこういうとこ気になって話が入ってこない。
ノータイムの伸縮もなんでもあり感すごいけどこれはアクションが楽しいので観てられました。テンポがすば抜けてうまいですね。さすがマーベル。コメディも主人公の悪友たちを筆頭にけっこう笑わせてくれます。自白剤の件は最高でした。
また非常にシュールと言うか、捕まった時あまりにも姑息な手段を使ってしまう主人公たちや、呼び出したアリたちが次々に食べられていく件など全体的なバランス無視な展開が逆にツボにハマりました。こういうノリは褒めたい。
最後は何十年ぶりの夫婦再開でなんだかんだ言って泣けてしまうのは、夫婦二人が凛としてるからでしょうか。この荒唐無稽に転びそうな話をしっかり引き締めており演者が織りなすその役割自体にまた泣けてきます。
エンドロールの前後は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を観てないと全く意味不明だと思う。まあマーベル・シネマティック・ユニバースシリーズに組み込まれているのだから仕方ないし、ラストカットは「え?まさかアベンジャーズ/エンドゲームではこいつが活躍するの?」と期待させてくれます。絶対活躍はしないけど。。
データ
原題:Ant-Man and the Wasp
製作年:2018年
上映時間:118分
監督:ペイトン・リード
キャスト:ポール・ラッド/エバンジェリン・リリー/マイケル・ペーニャ/ウォルトン・ゴギンズ/ボビー・カナベイル/ジュディ・グリア/デビッド・ダストマルチャン/ランドール・パーク/ミシェル・ファイファー/マイケル・ダグラス
リンク
予告
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