おすすめ度
けして能年玲奈フィーバーだけでできた上がった映画ではない。
おすすめ度:★★★☆☆【3点】
あらすじ
幼いころからクラゲに憧れて生きてきたオタク女子・月海は、男を必要としない人生を目指すオタク女子集団「尼~ず」が暮らす男子禁制のアパート「天水館」で、それなりに楽しい毎日を送っていた。ある日、行きつけのペットショップでひとりの美女と出会った月海は、その正体が女装趣味のイケメン・蔵之介であることを知る。月海の心配をよそに、蔵之介は自分が男であることを隠して天水館に出入りするように。そんな中、尼~ずの心の拠り所である天水館が、土地再開発による取り壊しの危機に陥り……。
引用元:映画.com
感想
2013年あまちゃんで大ブレイクした能年玲奈!
当時は猫も杓子もあまちゃんあまちゃんで世間を賑わす大ブームが起きておりましたが、恥ずかしながら自分もそのブームに全体重乗っけて毎日あまちゃんから元気をもらってました。
翌年あまちゃんブームも一段落し能年の事務所が売り出し方に迷ってる中、数少ない作品の1つとして海月姫が完成。ただ前年のブレイク後はバラエティに出るも受け答えができず評価を落とした最中でもあり、たぶん能年玲奈のまだ残る勢いで作った作品です。
しかし自分の期待度は高く、あまちゃんフリークとしては能年ちゃん観たさに公開初日に足を運びました。良くも悪くも能年ちゃん。アップ多数で目がキッラキラ!俺たちが観たい能年ちゃんが詰まってました!合格!
と言いたいとこですが他の演者が世界観にはまりきってる中、主人公能年ちゃんだけが半歩遅れてる感じ。うーんここらへんが能年ちゃんの限界なのかな。。まあ能年ちゃんの魅力は全開なので映画の目的はおおかた達成しておりやはり合格でしょう。
能年ちゃんをいったん置くとして映画自体の感想ですが、お話はコメディなので無理な展開もありますがとにかく各キャラクターが秀逸!面白すぎるキャラクターたちが埋もれずにしっかり交通整理され活かしきれてました。このキャラクターたちに会うために観ても良いほどホント愛おしくなってきます!当時まだ番手だった菅田将暉を始めバカになりきれてる役者さん達に拍手!
そういうと能年ちゃんがいなければと言われそうですが、それは絶対考えてはいけません!
あと当時能年ちゃんと同じく飛ぶ鳥を落とす勢いだったSEKAI NO OWARIの曲も素晴らしかったです。
データ
製作年:2014年
上映時間:126分
監督:川村泰祐
キャスト:能年玲奈/菅田将暉/長谷川博己/池脇千鶴/馬場園梓/太田莉菜/篠原ともえ/片瀬那奈/速水もこみち/平泉成