できればもっとロンダリングしてほしかった【ルームロンダリング】レビュー

できればもっとロンダリングしてほしかった【ルームロンダリング】

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おすすめ度

池田エライザの可愛いけど陰気キャラがハマってた。
おすすめ度:★★★☆☆【3点】

あらすじ

18歳で天涯孤独の身となってしまった八雲御子。そんな御子の前に叔父の雷土悟郎が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれることになった。そのアルバイトとは訳あり物件に住み、部屋の履歴を帳消しにする「ルームロンダリング」という仕事だった。このアルバイトを始めたことで、幽霊が見えるようになった御子は、幽霊と奇妙な共同生活を送り、彼らのお悩み解決に奔走させられる。そんな中で御子は失踪した母親と再会を果たすが……。
引用元:映画.com

感想

マネーロンダリングならぬルームロンダリング。

話はかなり練られていて展開が面白かった。
この独特な世界観ならではの悲しみ。特に母親と会うシーンはうまいなと思いましたし、主人公のパーソナルな部分が活躍しての事件解決など話の流れはうまい。そしてアヒルのランプという大変魅力的なアイテムがこの話の肝になってるのもお見事。

ただこの映画内でのロンダリング回数が2回なのは残念。以前のロンダリング話は出てきており、この話考えてみると明るい場面ばかりでは無いなと思う辛い部分をサッと回想とスケッチで見せるのは上手かったけど、やはりもうちょっとロンダリング先のキャラクターを見たかった。

映画化のあとドラマ版も放映されているので、その残念感は一応は解消方向へ。

スタイル抜群の池田エライザを堪能できるのは1カットのみ。少々残念がらテイストが合わない作品で観れたことを良かったとします。前々からタレ目の池田エライザはオタク気質の作品に合うと思ってました。今回かなりハマっており自分としては嬉しかった。

相変わらず抜群にうまいオダギリジョーの気だるい役、TKO木下の怪演!元AKBの光宗薫も生まれ変わったように頑張ってました。

独特の世界観ながらうまくまとめているので。変わった話が観たい人にはおすすめです。

データ

製作年:2018年
上映時間:109分
監督:片桐健滋
キャスト:池田エライザ/渋川清彦/伊藤健太郎/光宗薫/木下隆行/つみきみほ/田口トモロヲ/渡辺えり/オダギリジョー

リンク

映画.com

予告

心に残ったロケ地

御子と亜樹人が二人で歩くシーン
東京都江戸川区 上一色中橋

映画を観て欲しくなった1品

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ルームロンダリング

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