
おすすめ度
ここまで仕掛けられたのか!と思えば思うほど愛を感じる。
おすすめ度:★★★★☆【4点】
あらすじ
役者としてまったく芽が出ない和人は数年ぶりに再会した弟から俳優事務所「スペシャル・アクターズ」に誘われる。その事務所は映画やドラマといった仕事以外に、日常で演じることを要求される仕事も請け負う、何でも屋的な側面を持っていた。そんな中、カルト集団から旅館を守ってほしいという依頼がスペアクに飛び込んでくる。スペアクの役者たちは、旅館乗っ取りをもくろむ集団への対策のために計画を練り、演技の練習を重ねていく。和人はこのミッションの中心メンバーとなるが、彼には誰にも話していない秘密があった。それは緊張が極限まで達すると気絶してしまうというものだった。
引用元:映画.com
感想
「カメラを止めるな!」の上田監督長編第2弾。
話題作の次回作でかなりプレッシャーはあったと思いますが、前作同様メジャー役者は使わず小規模で制作したあたり、己の道を突き進んでこちらの心配は皆無といった感じでしょうか。より一層監督が好きになりました。
今回も仕掛けられており、最後を知ってしまうと何から話してよいのかわからないほど。途中から仕掛けに気づくもその範疇は何層も下の箇所で、まだまだいくよ!とあれもかこれもかと最後は畳み掛けられます。
そしてタイトルの意味をより一層深く知る時、壮大さと兄弟愛に泣かされてしまいます。

自分がこの大仕掛に気づいたのは主人公がヒーローよろしく手を出して相手を倒し始めた時。そのありえない展開イコール壮大な仕掛けを知ることとなり、あああと自然と涙が溢れてしまった。

顛末を知ると最初のあれやこれも、もう始まっていたんだとなぜか興奮。
そして思うスペシャルアクターズだなと!うまい。
ただ今回主人公の気絶癖を治すための壮大なプランなのに、最後気絶で終わるのはちょっとぼやけてしまったかな。たしかにあそこで気絶するのはベストである。ではあるが気になった。。野暮な意見ですみません。
上田監督の次回作もきっと驚かせてくれそう。楽しみ。
データ
製作年:2019年
上映時間:109分
監督:上田慎一郎
キャスト:大澤数人/河野宏紀/富士たくや/北浦愛/上田耀介/清瀬やえこ/仁後亜由美/淡梨/三月達也/櫻井麻七/川口貴弘/南久松真奈/津上理奈/小川未祐
リンク
予告
心に残ったロケ地
乗っ取られそうになる旅館
【閉館】神奈川県伊勢原市大山 かめ井旅館