日本のエンタメを出し切った怒涛の展開活劇【ニンジャバットマン】

日本のエンタメを出し切った怒涛の展開活劇【ニンジャバットマン】

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おすすめ度

これぞ日本のエンターテイメント!
おすすめ度:★★★★☆【4点】

解説

アメリカの人気ヒーロー「バットマン」を日本のクリエイターがアニメーション化。日本の戦国時代にタイムスリップし、歴史改変をもくろむジョーカーをはじめとした悪党たちを相手に、現代の最新テクノロジーから切り離されてしまったバットマンが戦う姿を描くオリジナル長編作品。テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のオープニング映像や「ポプテピピック」などで注目されるアニメーションスタジオの神風動画が手がける初の長編劇場アニメで、同スタジオ代表のクリエイター、水崎淳平が監督を務める。脚本を「劇団☆新感線」の中島かずきが担当し、キャストには山寺宏一、高木渉、加隈亜衣、釘宮理恵、子安武人、大塚芳忠ら実力派声優が集った。
引用元:映画.com

感想

日本のエンターテイメントを全力で注いだらバットマンはどうなるかという挑戦的作品。
結果、最後まで走りきった最高のエンターテイメントが待っておりました!

常に怒涛の展開で何かしらの変化があり観ているものを飽きさせません!そこに「よっ!待ってました!」という日本らしいエンタメ要素が畳み掛け大興奮!もう童心に帰って全編85分楽しんでしまいました。

脚本が中島かずきということで「まだ行くかまだ行くか」というラッシュ構成。これは同じく脚本を担当し最後は惑星より大きくなってしまう「天元突破グレンラガン」を彷彿させませす。大興奮の最終決戦はロボットアニメのお約束と特撮という日本の伝統エンタメが融合!見事出し切った脚本です!

バットマンのキャラクターも全員かっこよく、デジタルですが和紙に描いたようなタッチがアメコミの雰囲気とよく合ってます。あとバットマンシリーズのキャラがほぼ出てくるので意外にも各キャラの関係をよく知れたのは今作でした。ロビンがこんなにたくさんいたのは知らなかった。

しかも黒ずくめのバットマンがこんなにも戦国時代に合うとは!ノリとしては「SDガンダム戦国伝」みたいに戦国風にしたらカッコよくない?なのかもしれませんが無茶苦茶カッコよかったです。

この作品実は、アメリカではネット配信とDVD化で映画公開はありませんでした。その後日本で映画公開なので少々釈然としない形ですが、これはどちらかというとこの大迫力映像を映画館で観たいという判断だったのかも知れません。正直DVDで観た後これを映画館で観たらもっと興奮しただろうなと思いました。

日本のジャパニメーションの真髄を世界に観せれたのかなと思うと少々誇らしくなる映画です。

データ

製作年: 2018年
上映時間:85分
監督:水崎淳平
キャスト(声の出演):山寺宏一/高木渉/加隈亜衣/釘宮理恵/子安武人/田中敦子/諏訪部順一/チョー/森川智之/三宅健太

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ニンジャバットマン

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