おすすめ度：★★★★☆【4点】
登場人物悪人だらけの韓国映画。韓国映画は黒の使い方が上手いですね。あと汚し。この2つで邦画にはないリアリティが生まれてると思います。
まず面白いのが主人公。爽やかイケメンのチョン・ウソン、日本なら西島秀俊だろうか。こんなイケメン普通なら何かしらえらい立場があるはずなんだけど劇中は最弱に近い立場。
ゴミ扱いしてた手下にも反抗され、そして後輩にもいつの間にか上に行かれ立場全くなし。斬新！
とにかく登場人物全員顔が良い！極悪市長を演じたファン・ジョンミン（他の映画と別人に見える）や検察側の2人なんかたまりません。憎たらしい悪い顔してます！
ストーリーは最後まで引き込まれました。どっちにも使いまわしにされるという主人公がどうなるのかどう幕が下りるのかドキドキ・ワクワクしてしまう。
ラストはとにかく圧巻。文字通りシンプルに「殺し合い」！タイルの廊下というのがまたえげつない！最高！あの躊躇ないサクサク感！最低で最高！殺し合い以外にも心がポキっと折れる時を見せられたりと人間の根底見せられいやーとにかくすごい！
あと途中のカーチェイスもすごかった。どう撮ってるのか全くわからない！韓国映画まだまだすごい技術持ってる！
大きい声では言えないがすごい映像作品を観てしまいました！
原題：Asura: The City of Madness
製作年：2016年
上映時間：133分
監督：キム・ソンス
キャスト：ファン・ジョンミン／チョン・ウソン／チュ・ジフン／クァク・ドウォン／チョン・マンシク／キム・ヘゴン／キム・ジョンス／ユン・ジヘ／ユン・ジェムン／キム・ウォネ
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