おすすめ度:★★★★☆【4点】
原題は「釜山行き」で韓国映画。
邦題に関してちょっと話題になってましたが「釜山行き」関してはいろいろと含みがあるそうで、そういう背景からしても全く違う題名にしたのは一理あり。洒落っ気を出してそこまで悪くないと思います。ただ副題は入らなかったかな。
この映画、とにかく感染者のクオリティがすごすぎる!そしてそれを数でも圧倒させ勝負あり。すごい映像を観たなという感じです。
一人ひとりの動きが絶妙で演技力が高くマジで怖い!これだけの人数メイクして演技指導して大変だったんだろうなと思ってしまう。
お話はパニック物ということでイライラさせる部分も意図的にあり、ツボを心得てるのかまた感情移入してしまったのか心底イライラしてしまった。これはお見事というべきかな。
気になった点としては、完全に自分勝手の意見ですけど主人公を演じたコン・ユが大沢たかおに見えたり東出昌大に見えたりとちょっと落ち着かなかった。。
そしてラスボス的な存在になったあのオジサン。序盤は自己的ですぐ死にそうでしたが、終盤なかなかの鬼畜ぶりで生き残りラスボスまで伸し上がるというウルトラC。鬼畜レベルも合わせてなかなか斬新でした。
感染者がいる列車を抜けていくのはさすがに都合良すぎたかな、その他ご都合的な箇所があったのは否めない。でもパニック映画でよくあるレベルだと思うし。列車とパンデミックの愛称の良さもあってなかなか楽しめました。
原題:Train to Busan
製作年:2016年
上映時間:118分
監督:ヨン・サンホ
キャスト:コン・ユ/キム・スアン/チョン・ユミ/マ・ドンソク/チェ・ウシク/アン・ソヒ/キム・ウィソン/チェ・グィファ/パク・ミョンシン/シム・ウンギョン
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