計画的犯行ってなんて魅力的なんだ!【ゴーン・ガール】

計画的犯行ってなんて魅力的なんだ!【ゴーン・ガール】

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おすすめ度

予告から意図的に作り込まれた傑作
おすすめ度:★★★★★【5点】

あらすじ

ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリスらが共演。幸福な夫婦生活を送っていたニックとエイミー。しかし、結婚5周年の記念日にエイミーが失踪し、自宅のキッチンから大量の血痕が発見される。警察はアリバイが不自然なニックに疑いをかけ捜査を進めるが、メディアが事件を取り上げたことで、ニックは全米から疑いの目を向けられることとなる。
引用元:映画.com

感想

鬼才デビッド・フィンチャー監督作品。
高校時代に満を持して観に行った初監督作品「エイリアン3」にはホントにがっかりさせられ、そのガッカリ度はその時間を無かったことにしたくらい。そんな出会いからこれほどまで大好きな監督さんになるとはホント人生面白い。

監督自身も初監督作品が不本意な出来になり、映画を撮るなら死を選びたいと話したくらい映画嫌いになりつつも次作に「セブン」を作り上げるところがまた面白くて素晴らしい!スゴイ監督さんです。

本作ゴーン・ガールですが、2時間半の長丁場なのに全く飽きない。むしろああ終わってしまったのさえ思う。当然傑作。

予告編は意図的なミスリードで作られておりこの箇所からも細部まで練られた作り込み具合が伺えます。

先の読めない展開は面白い!そんな当たり前のことを改めて思わせるほど興奮してしまう!そして知的な人間の計画的犯行はなんて魅力的なんだろう。悪いことしてるのに失敗より成功を祈ってしまうドキドキ感。素晴らしい!

演出・仕掛け全てが最高でネタバレの後のさらにその先へという構成もまたお見事!最後もゾッとする終わり方で上手い締め方でした!

本線ではないが記憶に残った場面として、主人公は双子の設定で世間から見放されても双子の妹が「私だけは信じてる、だって生まれる前から一緒でしょ」て言葉はなるほど名文句だなと思いました。

わかっているものの改めてデビッド・フィンチャー監督は期待の更に上を行く数少ない監督なのだと認識!早く次回作が観たい!

データ

原題:Gone Girl
製作年:2014年
上映時間:148分
監督:デビッド・フィンチャー
キャスト:ベン・アフレック/ロザムンド・パイク/ニール・パトリック・ハリス/タイラー・ペリー/キム・ディケンズ/パトリック・フュジット/キャリー・クーン//デビッド・クレノン/リサ・ベインズ

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ゴーン・ガール (字幕版)

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