認知症への考えが変わる人情映画【ペコロスの母に会いに行く】

ペコロスの母に会いに行く

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おすすめ度

親の認知症を考える歳になってきました。
おすすめ度:★★★★☆【4点】

解説

62歳で漫画家デビューを果たした岡野雄一の介護日誌コミック「ペコロスの母に会いに行く」「ペコロスの玉手箱」を原作に、離婚して子連れで故郷の長崎に戻った主人公ゆういちと、85歳になりグループホームで暮らす認知症の母みつえの心温まる日常を描く。
引用元:映画.com

感想

認知症の母との話。

介護の厳しい現実や認知症の進行、そして長崎の過去など重い話もありますが、ボケvsボケやハゲ3人組など随所にユーモアを取り入れとても見やすかったです。テンポも良かった。

とにかく岩松了扮する主人公がすごく元気よく生きているので観てるこちらも励みになる。

鬼の展開としまして認知症の進行が進み、あれほど世話をしている主人公さえも忘れてしまいます。いやたぶんこうなるんだろうかなと思いましたが、非常に辛く自分のことのように思うと胸が締め付けられました。

しかし認知症本人はなぜか自分の古き良き時代、辛い時代、大事な時間を思い出します。そして先立たれた夫に今も「会えて」いるならそれもまた良しなのです。

正直この作品を観て認知症への考え方が少し変わりました。何が幸せなのか問いかけられてる気もします。

データ

製作年:2013年
上映時間:113分
監督:森崎東
キャスト:岩松了/赤木春恵/原田貴和子/加瀬亮/竹中直人/大和田健介/松本若菜/原田知世/宇崎竜童/温水洋一

リンク

映画.com

予告

心に残ったロケ地

長崎市 記念坂
大浦天主堂へ続く長崎らしい細い路地坂。過去のシーンで使われました。

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ペコロスの母に会いに行く

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